DTM初心者の皆様、こんにちは。じょにーです。今回は初心者の為の耳コピ講座と題して、脱初心者を目指し、ステップアップを目指せるような記事になるように心がけました。一緒に楽しく耳コピしていきましょう!
DTM耳コピのコツ
メロディ→ベース→その他旋律→ドラムやボーカルメロディの順番に聴き取る。
これは、単純に聴き取りやすい順番に並べています。ドラムやボーカルメロディは簡単に聴き取れますが、最初にコピーしてしまうと、メロディに引っ張られがちになってしまう(こともある)ので、最後に持ってきています。
ただ、これは単純に耳コピのコツなので、慣れてきたらボーカルメロディからコピーしたりして、最終的には、どのパートから作っても曲を作れるようになることを目指してください。
それでは実際に耳コピをしていきましょう!
まずは簡単な曲から耳コピをしていこう
いきなりポップスやロックを耳コピするのは難しいと思うので、今回は、あの有名な曲をアレンジしてみました。
まずは今回耳コピ用に作成したこちらの曲を聴いてみてください。
知ってる人がほとんどかと思います(笑)
こちらはドイツ民謡のミラクルカエルソングです。今回は、初心者用としてボーカルメロディは無しで作成しています。
それでは、早速この曲を耳コピしていきましょう!
上手な耳コピのやり方
まずはメロディから抜き出す作業を
先ほどのフロッグソングからメロディを抜き出します。
こちらを聴いてみてください。
メロディを抜き出しました。
オトネコ
DAWソフトで見るとこんな感じ
簡単なメロディなので、すぐに抜き出せるかと思います。
ただ、重要なことは、キーもしっかりと聴き取ることです。
最初は難しいかもしれませんが、色んな曲を耳コピし、数をこなせば、音がどのキーで鳴っているかもしっかりと聴き取れるようになるので、心配は無用です!
メロディの抜き出しで身につくスキル
- メロディの構成力が身につく
- コードに引っ張られないメロディラインを作ることができるようになる
単純に数をこなすことで、「この辺りで転調したらいいのか」とか、「こうやって音を動かせばいいんだ」といったものも自然とわかってきます。騙されたと思って、まずは数をこなすことが先決です。
オトネコ
ベースを耳コピしてみよう
次はベース音源を聴いてみましょう。
小刻みにベースが動けば音にもリズムと音の展開が生まれます。音を少なくしてリズムを変えたり、要所でベースを入れてアクセントにしたりすることもできます。ベースは曲を支える柱のような役目だと思ってください。
次に、ベースの音をメロディと合わせて聴いてみましょう。
ベースと合わせることで、メロディに「動き」が出たのがわかると思います。このように、ベースには、曲のアクセントや曲のイメージを伝える大事な役目を持っているのです。
それでは、曲の前半で、ベースの動き方を変えてみたものを聞いてみましょう。
前半はベース音を減らし、音も少し変えてみました。後半との違いも感じてみてください。
テンポはいじっていませんが、前半はややゆっくりのリズムに感じますよね。そして後半は疾走感がプラスされたように聴こえるかと思います。
オトネコ
ベースの役目
- 曲に「動き」を出す
- 曲のアクセントとして入れる
- ベースの音程やリズムで曲のイメージを変える
ベース編はここで終わります。次は、ドラム以外の音を抜き出してみましょう。
まずは元の楽曲を聞いて…
そこからストリングスを抜き出します。
はい。
ストリングスはメロディと全く同じです(笑)
ただ、メロディと小節数をずらして、追っかけ合唱のような形で入れています。この「追っかけ」も、作曲では多く使われていますので、覚えておくといいことあるかも。
ベースとメロディに合わせるとこんな感じ
ストリングスを入れるだけで伸び伸びするのがわかります。
それでは最後にドラムのコピーをしましょう!
ドラムを耳コピで抜き出そう
いよいよドラムです。ドラムの耳コピは意外と簡単です。スネア、ハイハット、キックなど、ドラムの音は聞き分けやすいので、初心者の方でも耳コピできるかなと思います。
DAWソフト上で、似たような音を探して、一つずつ打ち込んでいくだけです。
それでは、ドラムの音源を聞いてみましょう。
ドラムはもう簡単です。似た音を一つ一つ探して打ち込んでいくだけです。それ以外はありません。
当たり前ですが、耳コピは頑張らないと上達しません。
色々な曲を耳コピしまくって、頑張りましょう!
オトネコ