今回は少し規模が大きな調査をしてみました!音楽好きが選ぶ、面白い音楽漫画をピックアップしています。
それぞれのいいところも併せて紹介していきますので、是非ゆっくりご覧ください。
音楽好きも漫画好きも必見です!
目次
- 音楽漫画ランキング
- 10位タイ「気分はグルービー」:佐藤宏之(2票)
- 10位タイ「無頼男 -ブレーメン-」:梅澤 春人(2票)
- 10位タイ「いつもポケットにショパン」:くらもちふさこ(2票)
- 10位タイ「TO-Y」:上條淳士(2票)
- 10位タイ「金色のコルダ」:呉由姫(2票)
- 10位タイ「坂道のアポロン」:小玉ユキ(2票)
- 10位タイ「これはきっと恋じゃない」:立樹まや(2票)
- 10位タイ「けいおん!」:かきふらい(2票)
- 9位「この音とまれ」:アミュー(3票)
- 8位「ハーメルンのバイオリン弾き」:渡辺道明(4票)
- 7位「ましろのおと」:羅川真里茂(4票)
- 6位「BLUE GIANT」:石塚真一(9票)
- 5位「ピアノの森」:一色まこと(12票)
- 4位「NANA」:矢沢あい(14票)
- 3位「四月は君の嘘」:新川直司(15票)
- 2位「BECK」:ハロルド作石(21票)
- 1位「のだめカンタービレ」:二ノ宮知子(81票)
- 1票獲得の音楽漫画たち
- 「天使の唄」:牧村久実
- 「愛してナイト」:多田かおる
- 「SOUL CATCHER(S)」:神海英雄
- 「デトロイト・メタル・シティ」:若杉公徳
- 「天然バナナ工場」:いくえみ 綾
- 「世にも不実なピアノソナタ」:欧坂ハル
- 「101人目のアリス」:かわい千草
- 「響けユーフォニアム」:武田綾乃(著)はみ(イラスト)
- 「SHIORI EXPERIENCE -シオリ・エクスペリエンス-」:長田悠幸
- 「ピューと吹くジャガー」:うすた京介
- 「覆面系ノイズ」:福山リョウコ
- 「亜未!ノンストップ」:北川みゆき
- 「カノジョは噓を愛しすぎてる」:青木琴美
- 「ロッキンユー!!!」:石川香織
- 「キス」:マツモトトモ
- 「おしゃべりなアマデウス」:武内昌美
- 「君のために弾くショパン」:長江朋美
- あとがき
音楽漫画ランキング
10位タイ「気分はグルービー」:佐藤宏之(2票)
こんなマンガ
1981年から3年間、少年チャンピオンで連載された漫画。「ロックバンド」を題材に描かれており、高校生たちがロックバンドに青春を捧げる物語。
”母親恐怖症”である主人公が、ロックバンドのコンテストで、全国優勝を目指して奮闘する様は、まさに青春そのもの。
現在、取り扱いがかなり少ない為、入手は困難な漫画となってしまいました・・・
この本を読んだ人の感想
兄が愛読していました。最初は「グルーピー」だと思っていましたが「グルービー」(ジャズ用語で「いかしている」等の意味)という言葉を知りました。主人公がボーカル担当でなくドラマー(譜面も読めない!)という設定も面白かった。
10位タイ「無頼男 -ブレーメン-」:梅澤 春人(2票)
こんなマンガ
”不良音楽漫画”と言えばこれ。不良たちとのバトルを経て、バンドで世界を制覇することを心に決める主人公。バンド名を決める際にメンバー達は揉めてしまう。その様が正に「ブレーメンの音楽隊」そのものであった為、バンド名は無頼男に決定した。
「世界を股にかける大人気バンドにのし上がる」主人公たちの夢は叶うのか。必見です。
この本を読んだ人の感想
10位タイ「いつもポケットにショパン」:くらもちふさこ(2票)
こんなマンガ
須江麻子(すえあさこ)は、同じ音楽教室で季晋(しんぺい)と出会うが、季晋の留学を期に、二人は離れ離れになってしまう。季晋は麻子をライバル視し、二人の距離はますます離れていく・・・
二人の音楽にかける熱い想いと、恋の展開に目が離せません。
この本を読んだ人の感想
10位タイ「TO-Y」:上條淳士(2票)
こんなマンガ
パンクロックのバンドで活動していたトーイ。ある日、トーイは大スターである「哀川陽司」の友人のライブに乗り込み、会場ごと横取りした!その様子を見ていた敏腕マネージャーは、トーイを芸能界へと導いていく。芸能界に足を踏み入れたトーイであったが、そこには壮絶な展開が待っていた・・・
この本を読んだ人の感想
10位タイ「金色のコルダ」:呉由姫(2票)
こんなマンガ
イケメン揃いの音楽漫画。音楽に全く興味が無かった主人公が、ある日ひょんなことから学園祭のコンサートに出演が決定してしまう。主人公の成長とイケメンたちとのニヤける展開に刮目せよ。
この本を読んだ人の感想
10位タイ「坂道のアポロン」:小玉ユキ(2票)
こんなマンガ
日本人の誰もが生き生きとしていた「昭和」を舞台に繰り広げられるジャズ漫画。ある時主人公の薫は、搭乗していた船の乗組員の都合により、佐世保の街の学校に通うことに。そこで薫は、学校でも「札付きのワル」の千太郎や、千太郎の幼馴染である律子らと出会う。男の友情や、薫の一方通行の恋に、胸をグッと鷲掴みされるストーリーに悶えてください。
この本を読んだ人の感想
10位タイ「これはきっと恋じゃない」:立樹まや(2票)
こんなマンガ
3人(男の子2人、女の子1人)グループの643というバンドの話。バンド内での恋愛は禁止だが、それぞれ思いはあるようで、そこにメンバーの元カノが絡んできて引っ掻き回していきく。バンドを続けていくために自分の気持ちを抑える主人公、将来の為にバンド活動を辞める事を考えるメンバーもいるが・・・。「恋ない」でお馴染みの漫画で、この先の展開が楽しみな作品の一つです。
この本を読んだ人の感想
10位タイ「けいおん!」:かきふらい(2票)
こんなマンガ
「女子高の軽音楽部の日常」というニッチな部分にフォーカスを置いた、ゆるふわが過ぎる4コマ漫画。部室ではお茶会が開かれ、一向にバンド練習が始まらない。でも、一度スイッチが入ると頑張れるのが今どきの女の子たち。音楽と友情と日常を謳歌して、仲間との絆も深まっていきます。
この本を読んだ人の感想
9位「この音とまれ」:アミュー(3票)
こんなマンガ
箏を通じて成長していく主人公。箏曲でも学校の部活で古典曲と言われる古い曲を扱うことが少なくなってきている中、古典曲を取り扱っている珍しい漫画です。部員不足の箏部を立て直す為奮闘し、箏とともに成長していく主人公に注目です。
この本を読んだ人の感想
8位「ハーメルンのバイオリン弾き」:渡辺道明(4票)
こんなマンガ
魔法の代わりに楽器をつかった演奏で戦う奇抜な内容に引き込まれる。楽曲は実在のクラシックをそのまま題材としているため、音楽好きにも楽しめる作品です。音楽漫画界の異端児とも言えるハーメルンのバイオリン弾きは一読の価値あり。
この本を読んだ人の感想
7位「ましろのおと」:羅川真里茂(4票)
こんなマンガ
津軽三味線をテーマにした漫画。三味線を教わっていた祖父の死に直面する主人公。自分だけの三味線の音を追及する為、一人東京に向かいます。登場人物の音楽への熱意や、音楽に関するウンチクがわかり、高揚感まで出てくる内容に、胸が躍る作品です。
この本を読んだ人の感想
画面から音が迸るような熱量を感じます。
熱い。面白い。引きこまれる。。
キャラクターもそれぞれ個性があって魅力的。
彼らがどう絡み、物語が展開していくのか楽しみになりました。
6位「BLUE GIANT」:石塚真一(9票)
こんなマンガ
とにかく爽やかで気持ちいい。主人公ダイが成長してどんどん周りに認められていく様子が楽しいので一気に読める。ジャズプレイヤーに成るために、単身世界へ旅立っていく、ダイの成長や巡り合い、絵の迫力に胸がいっぱいになる漫画です。
この本を読んだ人の感想
5位「ピアノの森」:一色まこと(12票)
こんなマンガ
クラシックを題材にした漫画。主人公は天才型のピアニストなのだけれど、努力を惜しまない。酷い境遇にも負けず、腐らず、まっすぐに音楽を愛し、真摯に音楽に向き合う姿がぐいぐいと読み手を物語のなかに引っ張ってくれます。
この本を読んだ人の感想
4位「NANA」:矢沢あい(14票)
こんなマンガ
東京の彼氏との同棲の為、東京に向かった小松奈々(こまつなな)と、ミュージシャンを仕事にする為東京に向かった大崎ナナ(おおさきなな)。二人のナナがかけがえのない存在になって行く様は見応えあり。
この本を読んだ人の感想
3位「四月は君の嘘」:新川直司(15票)
こんなマンガ
主人公である有馬公正とその母親に関する親子愛や有馬とヒロインである宮園かをりの切ない描写も心揺さぶられる。リアルなコンサートの緊張感と、ちょっぴりポエマーな表現がクセになる。闇設定の主人公にも注目の一作です。
この本を読んだ人の感想
2位「BECK」:ハロルド作石(21票)
こんなマンガ
普通の生活と普通の自分に飽きている普通の少年が、新たな出会いによって、知らなかった音楽の世界に出会い、どっぷりとハマっていく。バンドや主人公の成長期でもありながら、音楽ビジネスにおけるしがらみや裏側にもフォーカスを当て、そのバランスが絶妙に取れている良作。ロック偉人を上手に作中にいかし、また名盤などをオマージュするセンスも見事です。
この本を読んだ人の感想
バンドを通して日常の色々な葛藤にぶつかりながらも冴えない主人公がどんどん成長していくところに非常に見ごたえがあります。仲間との友情、恋人との関係、バンドの成長、色々な物語があり、読み始めると止まらなくなります。
この漫画を読むと自分も「バンドをやってみたい!楽器を演奏してみたい!」ってすごく熱く思わせてくれる青春漫画です。この漫画をきっかけにバンドを始めた人も多いかと思います。
バンドやフェスを敬遠しがちな人にも「バンドっていいな!フェスっていいな!」と純粋に感じさせてくれる作品だと思いますので、まだ読んだ事が無い方にはぜひとも読んでほしい作品です。
1位「のだめカンタービレ」:二ノ宮知子(81票)
こんなマンガ
同じ音楽大学に通うのだめこと野田恵と千秋真一が、ピアニストと指揮者として音楽と向き合う過程を描いた作品。のだめと千秋の掛け合いが清々しいほどテンポがよく、思わず吹き出してしまうほど笑えます。音楽と向き合うからこそ生まれる登場人物たちの葛藤と苦しみの描写も多いですが、陰と陽の配分もバランスもよいので、とても読みやすい良作です。
この本を読んだ人の感想
1票獲得の音楽漫画たち
「天使の唄」:牧村久実
この本を読んだ人の感想
「愛してナイト」:多田かおる
この本を読んだ人の感想
「SOUL CATCHER(S)」:神海英雄
この本を読んだ人の感想
音楽によって動かされる感情を分かりやすくキャラクター化し、演奏者や聴衆者の心理をバトルのように描く独特の表現が面白いです。
また部員を味方につけていく仲間集めの面白さや、他校の吹奏楽部とのバトル(?)展開も少年まんがらしく引き込まれます。
作者も楽器経験があるらしく、吹奏楽へのリスペクトが感じられトンデモ漫画に終わっていないところも好感が持てます。
「デトロイト・メタル・シティ」:若杉公徳
この本を読んだ人の感想
「天然バナナ工場」:いくえみ 綾
この本を読んだ人の感想
「世にも不実なピアノソナタ」:欧坂ハル
この本を読んだ人の感想
「101人目のアリス」:かわい千草
この本を読んだ人の感想
「響けユーフォニアム」:武田綾乃(著)はみ(イラスト)
この本を読んだ人の感想
「SHIORI EXPERIENCE -シオリ・エクスペリエンス-」:長田悠幸
この本を読んだ人の感想
「ピューと吹くジャガー」:うすた京介
この本を読んだ人の感想
「覆面系ノイズ」:福山リョウコ
この本を読んだ人の感想
「亜未!ノンストップ」:北川みゆき
この本を読んだ人の感想
「カノジョは噓を愛しすぎてる」:青木琴美
この本を読んだ人の感想
「ロッキンユー!!!」:石川香織
この本を読んだ人の感想
「キス」:マツモトトモ
この本を読んだ人の感想
「おしゃべりなアマデウス」:武内昌美
この本を読んだ人の感想
「君のために弾くショパン」:長江朋美
この本を読んだ人の感想
あとがき
いかがでしょうか。読んだことのない漫画、ありましたか?
今回は、200人という規模の大きな調査だった為、興味深い作品もちらほらあったかと思います。
ご紹介した作品の中に、あなたの興味のある漫画があれば幸いです。
ご高覧賜りまして、誠にありがとうございます。